「あいさつのこころ」を育てる幼稚園

ときわの想い

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ときわの想い

手を広げる園児

常盤幼稚園では、「あいさつのこころを育てる」という理念のもと、日常の保育活動の中で、相手の目を見てあいさつを交わすことに特に力を注いでいます。
豊かな感情や感受性を持ち、心も大きく成長する幼児期の子どもたちにとって、あいさつは、社会性の根っこを育てることになると考えるからです。
あいさつに寄せる私たちの“想い”を、ぜひ知って頂ければと思います。

「あなたは大切な存在だよ」

子供目線の保育士 園児の顔をのぞき込む保育士

幼児期に何よりも大切なのは、「自己肯定感」を高めることだと言われます。「自分の存在を認めてくれている」「自分は大切にされている」という思いです。近年、凶行に及ぶ少年たちが話題になりますが、その理由が「自分の存在を認めてほしかった」というものが少なくありません。
常盤幼稚園では、園児たちの心の成長のために、この自己肯定感を、あいさつを通して育んでいきたいと考えています。

まず第一に、保育者たちから子どもたちに「おはよう」「こんにちは」と、目を合わせ、笑顔であいさつを行うよう心がけています。それは、「今日も元気に来てくれて、うれしいよ」というサインです。
いつも自分に何か声を掛けてくれる。笑顔をいっぱい向けてくれる。そんな体験が「私は、大切にされているんだ!」という思いにつながってゆきます。

また、園児が自分からあいさつをするようになると、保育者は笑顔で抱きしめ、大いにほめます。また、園児たちも次第に周りの友達に「おはよう」と声をかけるようになっていきます。その声はどんどん元気になり、笑顔があふれるようになります。

自分のあいさつを、みんなが受け止めてくれる。みんなも自分にあいさつをしてくれる。それは子どもにとって、ものすごく大きな喜びであり、安心感、満足感となるのです。

そうした経験を重ねて育まれた「私は大切な存在」という思いが、園児たちの心の土台となり、生きる力の根っことなってゆくことを、私たちは確信しています。

自分の思いを発信する力

園児に手を添える保育士 園児の手を合わす保育士

社会生活の中で、私たちはしばしば、「自分の意見」を求められます。

当園では、積極的なあいさつの実践を通して、「自分の思いを発信できる」力を養っています。あいさつは、他人に自分の心を開く、最も身近で大切な方法だからです。

もちろん子どもたちのことですから、初めは恥ずかしかったり、ドキドキしたりして「おはよう」の一言がなかなか出ません。しかし保育者たちは、ゆっくり、ゆっくり、何度も笑顔で声をかけてゆきます。そして初めて口から出た「おはよう」の小さな声を、保育者はとてもうれしく、大切に受け止めるのです。

自分の思いが「伝わった」体験は、とても気持ちのいいもの。やがて子どもたちは、自分から喜んであいさつをし、積極的に自分のことを話せるようになるのです。

輝く未来のために、子どもたちみんなが、のびのびと自分を出せるようになってほしい、私たちはそう考えています。

他人の気持ちが分かる大人に

園児達の輪 保育士に抱きつく園児達

大人も子どもも、皆が元気にあいさつを交わし合う環境の中で、園児たちには、「他人の気持ちが分かる人」に育ってほしいと思っています。

例えば、毎日、登園時に元気なあいさつをする子が、今日はあいさつがなかったとしましょう。
そんな変化に、まわりの子どもたちは、すぐ気がつきます。
「あの子、今日はいつもと違う。どうしたんだろう?」

そして、こんな時は、どう声をかけようか、どんな表情でいればよいか……。子どもなりに色々考え、行動するでしょう。

それが、「他人の気持ちが分かる」第一歩です。

あいさつは、自分の心を開くきっかけですから、声の大きさや変化、そして表情は、その人の心の状態を表すバロメータといえます。

それを察する感覚が、ひいては、周囲の人の様子に目を向け、気持ちを察し、相手を思いやる言動につながるのだと思います。

他人の気持ちが分かる人は、必ず周りからも愛され、必要とされます。
その人間関係が、人と共に生きてゆく、かけがえのない力になると考えています。

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